
( ^ω^)ブーンが死んでしまったようです。
その6
207 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 06:00:10 ID:s4aF6zCg0
('A`) 「ちっくしょ・・・・・・・あんの馬鹿・・・・・・・・・!!」
ダンっ!! と、公衆電話を殴りつける
(´・ω・`) 「毒男・・・・・どうしたの?」
('A`) 「どーしたもこーしたも・・・・・・・・あいつ、電源きってやがる!!」
タバコを取り出し、口にくわえる
(´・ω・`) 「毒男、病院の中は・・・・・・・・・・」
('A`) 「わかってんよ! ・・・・・・くわえるだけだ、火はつけねぇよ・・・・」
(´・ω・`) 「・・・・・・・それにしても、誰といるんだろうね・・・・・・・・・」
('A`) 「知るかよ・・・・・・・!! ブーン以外に考えられねぇってのに・・・・・・」
ふ、と視線を治療室へと向ける。まだ、手術中のようだ
(´・ω・`) 「せっかく、やっと繋がったって言うのに・・・・・・!!」
('A`) 「まだだ・・・・・・・・まだだぞ、ショボン・・・・・・・・・・!」
(´・ω・`) 「え・・・・・・・・・?」
ギリリ、とタバコを噛み千切り、吐き捨てながら毒男が言う
('A`) 「まだ、まだアイツは死んじゃいねぇ!! アイツが死ぬわけねぇ・・・・!」
そうだろ、と問い掛けられ、ショボンは首肯する
(´・ω・`) 「うん、そうだね・・・・・・まだだ。 うん、まだなんだ・・・・・!!」
215 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 06:14:00 ID:s4aF6zCg0
ξ゚听)ξ
「あ、ブーン! あの店、あの店に寄りましょ!!」
ツンが指差す先は、服屋だった
いや、服屋という呼び方は正しくないような、オシャレな店だ
(;^ω^) 「え・・・・・・でも・・・・・・・・・・・・」
ξ゚听)ξ 「いいから・・・・・・・・いいでしょ・・・・・・・・・・・!!」
強引に、無理矢理に、引きずるように店内へと入るツン
ξ゚听)ξ 「あ、ねぇねぇ、これなんか良くない?」
( ^ω^) 「ツン・・・・・・・・」
そう言って、ツンは若草色のワンピースを身体に当ててこちらに見せる
しかし、まわりから見れば、ただの独り言でしかない
ξ゚听)ξ 「そうね、これにあわせるんなら、このバッグが言いと思わない?」
( ^ω^) 「ツン・・・・・・・・・!」
周りの視線が、痛い
自分ではなくツンに注がれる視線が・・・・・・・・・・・・痛すぎる
219 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 06:27:51 ID:s4aF6zCg0
ξ゚听)ξ 「試着・・・・・・・・してみよっかな♪」
「すいませーん、フィッティングルームかりまーす」
色々と抱えたツンが試着室へと入っていく
ξ゚听)ξ 「あ、ブーン? ・・・・・覗いたら、ただじゃおかないからねっ!?」
(;^ω^) 「わ、わかってるお・・・・・」
ツンが試着室に入ったと同時、少し離れた店員達の声が聞こえる
店員1 「ねぇ、あのお客さんキモくない?」
店員2 「あ、やっぱりぃ? なんかすっごい独り言言ってさw」
店員1 「きっと彼氏いなくて寂しいのよww」
店員2 「うっわwwうけるしぃwwwwばっかみたいよねぇwwwww」
キャハハハハ、と馬鹿みたいに笑う
お前ら・・・・・お前らに、ツンの何がわかる!? 優しいツンを何故笑う!?
もう、我慢が限界だ・・・・・・・・・・!!
(#^ω^) 「ふざけんな・・・・・・・ふざけるな・・・・・・!」
無駄だと知りながら、ブーンは拳を振るう
店員1 「きっとさw自意識過剰なお嬢様てタイプよ?」
店員2 「プッ、今時はやんないってwwww」
(#^ω^) 「黙れ・・・・・・黙れって・・・いってんだろおがあああああああ!!」
224 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 06:37:28 ID:s4aF6zCg0
振り上げた拳を、何度も何度も打ち付ける
しかし、手ごたえはまるでない。いや、手ごたえはある
ただ、それは岩よりも鉄よりも硬い感触
実体に決して影響を及ぼせないこの体は、反動はすべて自分にかえる
殴れば殴るほど、自分が痛い、痛いだけなのに・・・・・・・・・・!!
(#^ω^) 「うるせぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーンは止まらない。止まれない
次第に、手が赤く染まっていく。それでも、止まらない
ξ゚听)ξ 「ブーン・・・・・・・・・・・もう、行こうか?」
(;^ω^) 「つ・・・・・ツン」
肩を落とし、拳を震わせるツンは、悲しんでいるのか怒っているのか・・・・・
こちらに歩み寄り、そして、おしゃべりをしていた店員二人
今は気まずそうに頭を下げているその二人に向かって
ξ゚听)ξ 「接客態度がなってないわね? これ、返すわ!」
店員 「きゃっ!?」
服を叩きつけ、ひらりと出口へと向かう
ξ゚听)ξ 「それと、アタシの彼氏・・・・・・・・・・・・・」
「あんた達には、見えないの? 眼科にでも行きなさいっ!」
225 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 06:46:42 ID:s4aF6zCg0
手術室のランプが消える
扉が開くと同時に、二人は詰め寄る
(´・ω・`) 「先生!! ブーンは、ブーンは・・・・!?」
医者 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
('A`) 「何とか言えよ・・・! なぁ!? どうなったんだよ!?」
医者 「なんとも・・・・・言えません」
苦りきった顔で、医者が告げる
('A`) 「なんだよ・・・・・それ・・・・・・? アンタ医者だろっ!?」
(´・ω・`) 「毒男! 落ち着いて・・・・・・!!」
('A`) 「うるせぇ!! これがだまったられっか!?」
医者 「手は・・・・・・・尽くしました・・・・・・・!」
('A`) 「!? それでゆるされっとおもってんのかぁ!?」
(´・ω・`) 「毒男!!」
今にも掴みかからんばかりの毒男を、ショボンは必死でおさえる
医者 「脳の損傷が・・・・・・・激しいんです・・・・・・・・!」
「正直、脳波がまだあることが奇跡なぐらいです」
(´・ω・`) 「それじゃあ、ブーンは・・・・・・・・・?」
医者は、首を横に振った
('A`) 「ふっざけんなああああああああああああああああ!!!!!!!」
毒男の叫びが、院内に響き渡る・・・・・・・・・・・・・・・・・・
229 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 07:05:05 ID:s4aF6zCg0
手術室のランプが消える
扉が開くと同時に、二人は詰め寄った。聞くことは唯一つ、
(´・ω・`) 「先生!! ブーンは、ブーンは・・・・!?」
医者 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
医者は口を閉ざしたまま、何も言おうとはしない
('A`) 「何とか言えよ・・・! なぁ!? どうなったんだよ!?」
医者 「なんとも・・・・・言えません」
('A`) 「なんだよ・・・・・それ・・・・・・? アンタ医者だろっ!?」
(´・ω・`) 「毒男! 落ち着いて・・・・・・!!」
('A`) 「うるせぇ!! これがだまったられっか!?」
医者 「手は・・・・・・・尽くしました・・・・・・・!」
('A`) 「!? それでゆるされっとおもってんのかぁ!?」
(´・ω・`) 「毒男!!」
今にも掴みかからんばかりの毒男を、ショボンは必死でおさえる
だが、心情としては、毒男と一緒に、詰め寄りたいぐらいだ
医者 「脳の損傷が・・・・・・・激しいんです・・・・・・・・!」
「正直、脳波がまだあることが奇跡なぐらいです」
(´・ω・`) 「それじゃあ、ブーンは・・・・・・・・・?」
医者は、首を横に振った。つまり、絶望的だ・・・・と
('A`) 「ふっざけんなああああああああああああああああ!!!!!!!」
毒男の叫びが、院内に響き渡る・・・・・・・・・・・・・・・・・
231 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 07:12:14 ID:s4aF6zCg0
会話もなく、二人は歩く
さっきの店の後も、いくつか回ってみた
けれど、やっぱり最初の店と結果は同じ
・・・・・・・・・・・・・・ここで改めて言うのもいやな、あの結果ばかりだった
ξ゚听)ξ 「初めての・・・・・・・デートなのに・・・・・・ね」
( ^ω^) 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
呟く、ツンの声は沈んでいた。でも、ブーンには何も言えない
気にするな、とでも言うのか? また次に来よう、なんて言える筈もない
そのすべては、自分の所為なのだから・・・・・・・・・・
ξ゚听)ξ 「ねぇ・・・・・・・・・・最後に、あそこ、行かない?」
( ^ω^) 「え・・・・・・・・・どこだお?」
ツンの指差すその先は・・・・・・・・・・・
(;^ω^) 「え・・・・え!? ら、ラブホかお!?」
ξ///)ξ 「・・・・・・・・・・・・女の子に、恥じかかす気・・・・・?」
( ^ω^) 「え・・・・・・・あ・・・・・いや・・・・・・・・・」
何も言えるはずもなく、ブーンはそのままついていった
232 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 07:13:00 ID:s4aF6zCg0
ピンク色のビラビラをくぐり、二人はホテルへと入っていく
ξ゚-゚)ξ 「ね・・・ねぇブーン・・・・・・・・・?」
(;^ω^) 「な、なんだお!?」
二人ともがちがちに緊張しているが、それも当然だろう
ξ///)ξ 「あ、あたし・・・・こういうとこ・・・・・初めてなんだけど・・・・・」
(;^ω^) 「ちょ!? ぼくもだお!?」
沈黙が流れる
どうしたらいいのか、分からないのだろう
だったら来るな、と言いたくなる
ξ///)ξ 「えっと・・・・・・カウンターで聞けば、いいのか・・・・・な?」
(;^ω^) 「そ・・・・・それしか、ないお・・・・・・・?」
二人は挙動不審なぐらいにきょろきょろとしていた
235 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 07:19:39 ID:s4aF6zCg0
ξ///)ξ
「あの・・・・すいません・・・・・」
受付 「あ、はい? なんでしょうか?」
もじもじと、緊張しているのかなんなのか分からない態度で、ツンが尋ねようとした
その前に・・・・・・・・・・
受付 「あの・・・・・・そう言うのは、困るんですけど・・・・・・・・」
ξ゚-゚)ξ 「え・・・・・・? そういうの・・・・・って・・・・・?」
頭をかき、めんどくさそうに、受付はため息
受付 「あのね? 一人とか、そういうのは、困るんだよね?」
ξ゚-゚)ξ 「え・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」
またか、とブーンは思う
仕方ない、これまでもそうだった、自分の所為なんだ、と諦めた思考がよぎった
その時・・・・・・・
パシィンっ!!
受付 「え・・・・・・・・?」
ξ゚-゚)ξ 「・・・・・・・・・・・・・いい加減にして・・・・・・・・・!!」
( ^ω^) 「え!? ツン・・・・・・・・・・・・・・・?」
ツンは、思いっきり、受付の顔をひっぱたいていた
240 名前: ◆3mfWSeVk8Q :2005/12/07(水) 07:27:22 ID:s4aF6zCg0
カウンターに身を乗り出し、受付の胸倉を掴むツン
ξ゚听)ξ 「あんた達って、目がホントにどうかしてんじゃないのっ!?」
(;^ω^) 「ツン!?」
驚き、ブーンが止めようとするが、それも無駄だ
ブーンの手を振り払い、叫び続ける
ξ゚听)ξ 「なんでよ・・・・・・! なんで見えないのよ・・・・・・・!!」
「ここに・・・・! ここにいるじゃない!?」
「見てよっ!? ちゃんと見てよっ!? どうして・・・・・!?」
「どうして・・・・・・・あんた達は・・・・・・・・・・!!!」
一息
ξ#゚听)ξ 「どうしてアタシの彼氏を無視すんのよっ・・・・・・・・・!!!」
最後は、涙声の、嗚咽交じりだった
しかし、そんなツンの叫びは受付には届かなかった
受付 「い・・・・いいかげんにしないと、警察呼びますよ・・・・・!」
ξ゚听)ξ 「呼ぶならよべb・・・・・・・・・!?」
( ^ω^) 「ツン・・・・・・・・・・もう行くお」
叫ぼうとするツンの口を抑え、ブーンはツンを引きずり、そのまま出て行った